製造工程

お客様のご要望ひとつひとつに
確実な技術と経験でお応えいたします。

番号をクリックするとそれぞれの工程の詳細へリンクします。

  1. 原反受入

    組合7社の織屋様より届いた生機(きばた)を受け入れます。

  2. 延反

    届いた生機を一度にまとめて精練・漂白するために100m単位で届く生地を加工ロットごとに繋ぐ工程です。ここできちんとまっすぐに繋ぐ事で、仕上がった生地のゆがみがなくなります。

  3. 楊柳(型押し)

    生地の独特のシボ(凹凸)をつける工程です。
    シボをつける事で生地と肌の触れる面積が少なくなり、サラッとした 肌触りが生まれます。

    ピケ楊柳

    縦に均一のストライプのシボです。
    ピケ楊柳は1インチ(2.54cm)間に何本のストライプのシボを入れるかで4種類に分かれます。
    肌着用途として使用される事が多いです。

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    職人インタビュー

  4. 精練・連続漂白

    生地に付着した樹脂や綿カス、織布時に使用した糊を抜く工程です。染色や捺染の作業をスムーズにするために必要となります。5,000m〜20,000mの生地(50〜200反)を一度に加工できます。塩素系漂白と水素系漂白をする事で一定の白度を保つことができます。シルケット加工(アルカリ性薬品につけることで、断面を膨潤させ表面を滑らかにする加工)、蛍光増白加工(より真っ白な生地に仕上げる加工)も連続漂白の中で行います。

  5. 染色加工

    液流染色を用いて生地を一色に染める工程です。(反応色)
    一色500mから加工でき、無地染め(単色染)やしぼり染め・製品染の加工も可能です。

    職人インタビュー

  6. 捺染加工(顔料プリント)

    生地に顔料プリント加工(生地の表面に柄をプリントする)をする工程です。 一度に5色までのプリントが可能で、速いものでは100m/分のプリントが可能です。1柄3,000mから加工しています。新柄や新色の立合いプリントも対応可能です。

    職人インタビュー

  7. 乾燥・幅出

    生地を適切な幅に設定し乾かす工程です。 260cmまで対応可能なシリンダー乾燥機と、縦にテンションがかからないショートループ乾燥機の2台があります。

  8. 検反・梱包

    仕上がった生地を検品する工程です。 たたみ仕上げと丸巻き仕上げをお選びいただけます。