Process

高島晒(さらし)の技術紹介

生機(織られたばかりの生地)は、布を織りやすくするために糊がついておりそのまま使用するにはゴワゴワしており、プリントや染色をしても思い通りに染まりません。そのために糊やカス取りといった晒す工程が必要不可欠です。

01

原反受入

組合7社の織屋より届いた生機(きばた)を受け入れる

組合7社の織屋をご紹介

  • 川島織布株式会社
  • 株式会社杉岡織布
  • 高麻株式会社
  • 木村織物株式会社
  • 本庄織布有限会社
  • 坂尾織物株式会社
  • 株式会社マスダ

02

延反

一度に生機(きばた)を晒すため1本に繋ぐ工程

生機(織られたばかりの生地)は、布を織りやすくするために糊がついておりそのまま使用する
にはゴワゴワし、プリントや染色をしても思い通りに染まりません。
届いた生機を一度に晒すため100M単位で届く生地を1本の長い反物に繋ぐ工程です。

03

楊柳(型押し)

7種類ある型押機で凹凸をつける工程

生地に独特のシボ(凹凸)をつける工程です。

シボをつける事で生地と肌の触れる面積が少なくなり、サラッとした肌触りが生まれます。

ピケ楊柳

縦に均一のストライプのシボです。肌着用途として使用される事が多い。
ピケ楊柳は1センチ(2.54cm)間に何本のストライプのシボを入れるかで4種類に分かれます。

PK10

PK13.5

PK17

PK19

波シボ楊柳

波を打ったようなシボです。
肌着、パジャマ、寝具など、幅広く使用されています。

JZ楊柳

ちりめん風のシボ。和装関係に使用される事が多く、
ジョゼットとも呼ばれます。

04

糊抜・シボ立

生地に付着した樹脂や綿カスを織布時に使用した糊を抜く工程

05

精錬

生地に付着した樹脂や綿カスを織布時に使用した糊を抜く工程

生地を織る糸には織りやすいように糊付けをしています。
糊付けした糸のままでは染色に影響が出るため、市販の生地として販売するには晒す工程が
必要不可欠です。連続漂白と同時に行う精錬は晒生地の重要工程です。
一度に5000m~20000mの生地(50反~200反)を精錬・連続漂白できます。
高島に流れる清流・びわ湖に繋がる地形だからできる工程です。

06

連続漂白

塩素系漂白と水素系漂白を使用し、一定の白を保ちます

真っ白な生地を求めるお客様には間違いなく本工一択です。
一般的な晒工場では漂白時に使う強い塩素を処理できる場所を持っていないことが多い為、
水素系漂白のみで仕上げる事が主流ですが、滋賀の潤沢な水質源と汚水処理場が近くに
あるため塩素系漂白と水素系漂白をすることが叶い一定の白度を保つことができます。
ダブル漂白をしているのは本工だけ。水素系漂白だけだと若干黒っぽさが残る。
ダブルで行うことで真っ白にすることができる。

07

検反

生地に異常がないかの検品作業

08-1

染色

液流染色機を用いて生地を一色に染める工程です。(反応染)
一色500mから加工でき、無地染め(単色染)やしぼり染め・製品染の
加工も可能です。

08-2

捺染(顔料プリント)

生地に顔料プリント(生地の表面に柄をプリントする)加工をする工程
です。一度に3000mから加工しています。新柄や新色の立合いプリ
ントも対応可能です。多色刷りは熟練の技術を要します。

09

乾燥・幅出

生地を適当な幅に設定し乾かす工程

10

検反・梱包

仕上がった生地を検品する工程  たたみ仕上げとまる巻き仕上げが可能

Option

オプション加工のご紹介
薬剤を加えプラスアルファの加工をすることで
より快適に使いやすくご利用いただけます

消臭

防臭

抗菌

防災

冷感

静電気防止

Craftsmans

職人紹介

仕事に誇りと情熱をかける
ちぢみでつなぐ職人の想いを紹介

01

               

顔料プリント  40年

               

中川  貴志さん

               

日本有数のプリント技師
複雑なプリントも正確に重ねていく

02

               

楊柳型押し  4年

               

大塚  託矢さん

               

最初にシボをつける大事な工程
湿度を感じて生機に刻む

03

               

染色  15年

               

浅井  典子さん

               

色の表現は無限
楽しみながら彩りを添える