About

高島ちぢみとは

”水”と”自然”の息吹と共に息づく
高島ちぢみ・高島晒

             

江戸時代より”水”と”自然”の息吹と共に息づく産業、近江・”高島ちぢみ”。自然の一部を紡ぎだし、そこで脈々と受け継がれ、現代にいたる。その歴史が醸した産物は、日本の涼を古来より支え続けている。涼を司るその技法は、織物にシボ(凹凸)を作った独特の製法で、吸湿性に優れ、人々を爽やかで快適な生活様式へと誘う。高温多湿な土地の風土に適した素材であり、肌着のみならず多岐にわたったシーンでの活用がなされており、これから世界に求められていく素材としてその息吹を宿す。

History

ちぢみのはじまり

豊かな水源に恵まれた土地だから生まれ
発展した歴史がある

その起源、高島ちぢみ「縮織生地」は琵琶湖の北西側に高島市新旭町で作られ、江戸時代末期に農民の冬季における副業として織られたものだった。京都・大阪方面への生地問屋への販売も、船(湖上交通)であり、大溝港(今の高島町勝野)から積み出されたという。まさに水と共に生きている産業といえる。時代の流れと共に息づくその伝統は、絶えることなく今日へと受け継がれている。

織物にシボ(凹凸)を作った独特の製品で、吸湿性に優れ、爽やかな着心地であることから、高温多湿な日本の風土に適した被服素材として、肌着はもとより人々の生活様式に合ったあらゆる場面で活躍している。そして現在高島では、より多種多様なニーズに応えるため、琵琶湖へ流れる安曇川の流水を利用した晒(布を白くする技法)や染色加工など、糸から原反までの一連の工程が全て産地内で可能となっている。

Works

高島晒(さらし)の製品
ちぢみに刻まれた凹凸は
用途によって使い分けられている