生地に独特のシボ(凹凸)を付ける工程です。
シボを付けることで生地が肌に触れる面積が少なくなり、サラッとした肌触りが生まれます。 

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縦に均一のストライプのシボをつける加工です。
ピケ楊柳は1インチ間に何本のストライプのシボを入れるかで4種類に分かれます。
(10本、13.5本、17本、19本)中でも17本シボが最もよく使われています。
主に肌着用途として使われています。

 

 


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波を打ったようなシボをつける加工です。
使用用途が多岐にわたるため、弊社でも一番人気の加工です。
用途は肌着、パジャマ、寝具など幅広く使われています。

 

 


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ランダムなシボをつける加工です。
ピケ楊柳、波シボ楊柳よりも凹凸がより深くできるのが特徴です。
主にパジャマ、寝具などに使われています。

 

 


生地に付着した樹脂や綿かす、織布時に使用した糊を抜く工程です。
染色や捺染、仕上げ作業をスムーズにするために必要となります。
一度に約5,000m~20,000mの生地を晒すことが可能です。
 


生地をアルカリ性薬品につけることで、断面を膨潤させ表面を滑らかにする加工です。
表面が滑らかになることで生地に絹のような光沢がうまれ、肌触りがさらに良くなります。
 


生地にプリント加工をする工程です。
顔料捺染(生地の表面に柄をプリントする捺染)と染料捺染(糸自体に色を染み込ませる捺染)があります。
顔料捺染では一度に5色までプリントが可能です。加工は速い製品で100m/分のプリントが可能です。
(弊社では顔料捺染のみ行っています。)

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液流染色機を用いて生地を一色に染める工程です。
無地染め(単色染)以外にも、しぼり染めや製品染めなどにも対応可能です。

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生地を適正な幅に設定し乾かす工程です。
ただ乾燥させるだけでなく、消臭や抗菌といった機能薬剤を使った加工もできます。
 


仕上がった製品(商品)を検品する工程です。
たたみ仕上げと丸巻仕上げが可能です。
出荷先様の延反機により使い分けています。
 


「高島ちぢみ」の爽やかな肌ざわりの秘密!!

高島ちぢみは通常の平織りに比べ、緯糸(よこいと)の撚り(より)の回数を約2倍以上にひねる事により生じるシボ(凸凹)で肌にふれる面積を少なくし、織り糸の本数も通常180本のところ120本で織り上げることで、すきまを多く、風通しが良くなるように仕上げています。そのため、汗をよく吸い、早く乾く性質をもっています。
強撚糸を緯糸に使用し、伸び縮みする事により、汗をかいても肌には付かず、べとつかない。だから涼しい。
高島ちぢみの特徴は、シボの入り方がランダム・直線・波シボ etc・・・と多彩なこと。それは高島が織物だけでなく、撚糸の産地でもあるからこそ成せる技なのです。

平成24年1月6日に商標登録されました。

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